愛の巴投げ無節操で無責任な映画レビュー

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太陽 21:18
評価:
Amazonおすすめ度:
期待した映画
鎖骨に「ポテ」がいいよね
声が…
2006年
監督:アレクサンドル・ソクーロフ
脚本:ユーリー・アラボフ
出演:イッセー尾形、ロバート・ドーソン、桃井かおり、佐野史郎、つじしんめい、田村泰二郎、ゲオルギイ・ピツケラウリ、守田比呂也、西沢利明、六平直政

尋常ならざるこの退屈さにはただただ驚嘆するばかりですが、昭和天皇の人物像、実像に迫るということ“だけ”を目的としているのであれば、それなりに成功しているのではないでしょうか。が、一体それがなんだというのか。それこそヒトラーだって人間味はあったでしょうに。ただ、少なくともロシア人が描く日本人像としては、俳優陣の奮闘もあって違和感なく観てはいられます。ファンタジックな空爆シーンも白眉。

しかしそれらだけをもって本作を評価しろというのは、些か虫がよすぎるのではないでしょうか。終戦間近から直後あたりまでの壮絶な時期を描いているにも関わらず、それについて正面から対峙、言及されることはほとんどなく、お茶目な一面も持っていた異国の哀れな王様、そうした外国人にも与し易い“皇帝”のイメージがイッセー尾形氏の名人芸の助けを借りて提示される。ドラマティックな抑揚は“過剰”なまでに制限され、図らずもラストの桃井かおり演じる皇后の鋭い眼光ばかりが目に焼きつく。

現人神の解釈をめぐり「人間宣言」を経て肩の重荷を降ろすことで少しだけ救われたように描かれる本作の天皇もどき、いや、万世一系という世界的にも稀有な天皇制というシステムそのものが異国の目には理解の範疇を超えているのだろうと推察すべきなのでしょうか。やはりこのテーマはいずれ日本人自身の手で再構築されねばならない。辛うじてその際の一資料としての価値はあったかと。
| 映画 タ行 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by helmetbros -
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