愛の巴投げ無節操で無責任な映画レビュー

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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ 00:33
評価:
Amazonおすすめ度:
好きなはずなのに
推薦します
奇妙な天才一家!
2001年製作
監督・ウェス・アンダーソン
脚本・ウェス・アンダーソン、オーウェン・ウィルソン
出演・ジーン・ハックマン、アンジェリカ・ヒューストン、ベン・スティラー

『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』なる書物が図書館で貸し出されるファーストショットが示すように、「本作は虚構を“虚構”として描きますよ」と、製作者側と観客の間で暗黙的に交わされるコンセンサスが改めて強調されています。ですからこんなことをされれば当然のようにこちらも身構えますわね。

そうしてバカ丁寧な断りを入れた上で、プロローグからこれでもかとテンポ良くぶっ飛んだ大嘘が並び立てられていく。しかし始めに“お断り”をされているのでこちらも黙って付き合います。

そうこうするうち、30分後には芸達者な役者陣を含め、その隙の無い“虚構”っぷりに舌を巻いておりました。決して下品にならないユーモア感覚にも好感が持てます。シンメトリカルな構図やどこか舞台劇じみた良い意味での段取りくささは、初期のピーター・グリーナウェイを彷彿(かなり部分的ですが)させます。しかもそれがコメディタッチなので表現は柔らかく、グリーナウェイほど観る人を選ばない親切設計。

群像劇ながら個性的なキャラ分けもきちんとなされていますし、それをヴィジュアル面でも一目瞭然となるよう配慮されています。痒いところに隅々まで手が行き届いているんですね。それになんと言っても悪役商会のジーン・ハックマンが悲哀たっぷりでカワイイ。

ベン・スティラーと二人の子役がラストに着る黒いジャージというトボケっぷりもナイス。さらっと観れてしまうのに油断のならない作品です。



| 映画 サ行 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by helmetbros -
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