愛の巴投げ無節操で無責任な映画レビュー

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - | posted by スポンサードリンク -
ボルベール <帰郷> 23:05
いやぁ安定してますねぇ。手堅い仕事です、アルモド姐さん。
ペネロペ・クルスは相変わらず驚異的に美しいんですが、時折すごく老けて見える瞬間があるんですよね。手の甲の皺が目立ってました。それでも彼女が画面に映っているだけで、十分鑑賞に堪えますけど。

一言で言うと男運の悪さに起因したド不幸スパイラルに翻弄される女たちの物語なんですが、少しずつ明かされていく昼ドラのようなドロドロ展開に少々げんなりしました。が、まあ許容範囲と言えなくもないでしょう。腑に落ちるかどうかはともかく、一応伏線も随所に張り巡らされていますし。

本作は2006年度カンヌ国際映画祭で脚本賞と主演女優賞を獲得しています。
確かに登場する女優さんたちが皆、魅力的なんですよね。個人的にはアグスティナ役を演じた、限りなく坊主頭に近いヘアスタイルとハスキーな声を持つブランカ・ポルティージョが印象に残りました。

劇中で登場人物が歌う映画はいくつもありますが、本作のそれは非常に効果的で、物語に必然性のある強度を備えています。名シーンと言ってもいいでしょう。

他にも葬式で扇子をパタパタさせながら際限なくくっちゃべる田舎のおばちゃんの描写にはクスリとさせられますし、幽霊やロシア女として扱われる母親(カルメン・マウラ)とソーレ(ロラ・ドゥエニャス)の共犯関係、ラムインダ(ペネロペ・クルス)と彼女と取り巻く太った娼婦をはじめとする近所の住人たち、皆それぞれ脛に傷を抱えているけれども、決して人生に絶望はしていない。

『オール・アバウト・マイ・マザー』以来、やや強調し過ぎのきらいはありますが、確かに女性たちの、母親のたくましさは胸を打つ感動があります。古今東西、普遍的なテーマでしょうしね。

しかし私は同じこってり系だと『バッド・エデュケーション』の方が面白く感じました。いずれにしろ、すっかり巨匠の肩書きが板についてきましたね、アルモド姐さん。応援しています。
| 映画 ハ行 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by helmetbros -
スポンサーサイト 23:05
| - | - | - | posted by スポンサードリンク -
Comment








Trackback
この記事のトラックバックURL: http://untruthdiary.jugem.jp/trackback/44
<< NEW | TOP | OLD>>