愛の巴投げ無節操で無責任な映画レビュー

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - | posted by スポンサードリンク -
女囚さそり〜第41雑居房〜 22:57
断線中に観た映画の記憶を辿りながらレビューしていきたいと思います。
本作は“さそりシリーズ”の第2弾。監督は伊藤俊也さんが続投。
これは紛れもなく白石加代子さんの映画ですね。完全に主演の梶芽衣子さんを喰ってしまっている。怪演とはこのことでしょう。

そもそも梶さんには映画が始まってから70分間(本編が89分なのに!)セリフがありませんからね。勿論、その分だけ眼光の鋭さで雄弁に物語ってはいるのですが、ここまで喋らない主人公も珍しい。で、ようやく口を開いたと思ったら「あんた、アタシを売ったね」(だっけな?)みたいな声に出して読みたい恨み節。

そのことも含めて梶さんは“魔女”として描かれいるように見えますね。
断じて脱獄囚なんてちんけな人間ではないわけです。何故なら前作で既に松島ナミは“恨み”を晴らしているわけですから。渡辺さん演じる所長への報復などたかが知れている。ですから白石さんがいくらアマゾネス化したところで魔女にはかないっこない。森で老婆を看取った後の印象的なシーンがそれを見事に証明しています。

伊藤監督も前作で味を占めたのか、これでもかと怒涛のやりたい放題。
しかも憎たらしいほどに画がキマッている。小松方正さんの惨たらしい殺され方はもはやギャグですし、個人的に大島渚作品のイメージが強い渡辺文雄さんはどんな思いでこの役を演じられたのでしょうか。

どちらかと言うと前作よりも本作の方が好みですけど、でもでも、あまり大きな声で好きとか言いたくないタイプの作品であるのも否定し難く……。
いずれにしろ、この時期の梶さんは神がかり的に美しいですね。
| 映画 サ行 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by helmetbros -
スポンサーサイト 22:57
| - | - | - | posted by スポンサードリンク -
Comment








Trackback
この記事のトラックバックURL: http://untruthdiary.jugem.jp/trackback/39
<< NEW | TOP | OLD>>