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評価:
Amazonおすすめ度:
毎日がHappy★
映画館へ6回行きました。
映画も絶対お勧めです!
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監督:アダム・シャンクマン
脚本:レスリー・ディクソン、ジョン・ウォーターズ
出演:ニッキー・ブロンスキー、ザック・エフロン、ジョン・トラヴォルタ、ミシェル・ファイファー、クリストファー・ウォーケン、クイーン・ラティファ、アマンダ・バインズ、ジェームズ・マーズデン
ジョン・ウォーターズ先生のオリジナル版はこの際置いておくとして、ブロードウェイ・ミュージカルを下手な小細工無しにここまでストレートに描ききった勇気は素直に賞賛すべきかと。こういうのがアメリカの底力なのかもしれない。古い作品のリメイクなのだから当然キャラクターからストーリーまで(やや露骨なまでに)既視感に溢れていながら2時間以上もの長尺を見せきってしまう仕事ぶりは、これはこれでもう立派なことである。ニッキー・ブロンスキーのコロンコロンとしたダンスや笑顔のキュートっぷりは言うに及ばず、年齢を感じさせないミシェル・ファイファーの美しさ、“売り”の一つでもあるトラボルタの好演も光る。キャスティングはまさしく適材適所。無論、肝心の(と言うか作品の90%以上を占める)歌と踊りも素晴らしい。
余談ながら、上映開始5分前に劇場に入ると、私の二つ隣の席には30歳前後と思しきがっちりした体つきの黒人男性が連れの女性(おそらく日本人)と座っておられた。果たして鑑賞後、彼がどんな感想を抱いたのか、テーマがテーマ(人種差別だとかそういうの)だけにちょっと訊いてみたい気がした。