愛の巴投げ無節操で無責任な映画レビュー

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クローズド・ノート 23:50
2007年
監督:行定勲
脚本:吉田智子、伊藤ちひろ、行定勲
出演:沢尻エリカ、伊勢谷友介、竹内結子、永作博美、板谷由夏、田中哲司、サエコ、中村嘉葎雄

基本的にスタッフやキャストに敬意を払う意味でも、エンドロールが終わるまでは席を立たないよう心掛けてはいるのですが、久々にとっとと帰らせて頂きました。おそらく今年初めてじゃないだろうか。つい先日、ワイドショーにとびきりの燃料を投下された沢尻さんの慇懃無礼な態度も少しだけ納得。こんな映画、仕事とはいえ宣伝したくもないでしょうよ。まあ、だったらはじめから引き受けなさんなって話なんでしょうが。こんな薄っぺらな話に138分も費やすというのは手際が悪いと言う他ない。特に終盤約20分間のしつこさと言ったら筆舌にし難く、かと思えば田中哲司演じる男の存在が知らぬ間にフェード・アウトしていたり、石飛の部屋やメールアドレスをいつの間にか香恵が知っていたり、必要だと思われる描写が、おそらく無意識的に割愛されていたりもする。

一体、この売れっ子映画監督、行定勲という人は岩井俊二監督の下で何を学んできたのだろうか。毎度、表層的な映像美にばかり興味が注がれていて、まるで映画的なカタルシスを感じさせてくれない。またこれは原作、あるいは脚本も問題でもあるのだろうが、竹内結子演じる伊吹先生の虚構丸出しな善人ぶりが逆に白けさせる。しかしながら、それなりの説得力を持たせてしまう竹内結子の美しさはやはり驚嘆に値する。それにしても、沢尻さんが夕暮れの石階段で一人、マンドリンを奏でるシーンには大いに笑わせてもらった。あのギャグに辿り着くための壮大なコントなのだとしたら、この行定という人、侮れない。帰り際、私の心の内を代弁する声が背後から聴こえてきた。
「愛のうたを聴かせてよ」と。
| 映画 カ行 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by helmetbros -
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