愛の巴投げ無節操で無責任な映画レビュー

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - | posted by スポンサードリンク -
スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ 23:56
2007年
監督:三池崇史
脚本:三池崇史、NAKA雅MURA
出演:伊藤英明、佐藤浩市、伊勢谷友介、安藤政信、石橋貴明、木村佳乃、香川照之、桃井かおり、松重豊、堺雅人、田中要次、小栗旬、塩見三省、石橋蓮司、クエンティン・タランティーノ

私の中でクソ映画請負人として大沢たかお氏と双璧をなす伊藤英明氏ですが、残念ながら今回もそのジンクスは覆らず。三池監督が今現在の日本を代表する映画監督であることに異論はありませんが(むしろファン)、いかんせん脚本が悪すぎる。しかし翻ってこんな脚本でもそれなりの“商品”として一定以上のクオリティーを保てるその手腕には毎度頭が下がる思いではあるのですが。だって『ゼブラーマン』を、あるいは『妖怪大戦争』を、三池監督以外の一体誰に任すことが出来ますか?金子修介?ん〜……なくはない、かも。

例えば『荒ぶる魂たち』はどうでしょうか。ね?やるときゃやるんです、三池監督は。かと思えば『牛頭』だって撮っちゃうし。なんという引き出しの多さ。けれん味たっぷり、てんこ盛り。しかしそれが良さであり悪さでもある。で、本作に話を戻すと、なんと言うか色々中途半端なんです。念願(なのかどうか知りませんが)の自身の企画でありながらこの妙な生真面目さはどうでしょう。特に前半のもたつき。頼めば何でもやってくれそうな木村佳乃という女優さんは色っぽくて良いのですが、そこに至るまでが長い長い。脇に魅力的な俳優さんが多いのでそちらに時間が割かれるのは致し方ないにせよ、冒頭のようにあっさりSMAPを殺してしまう度胸が欲しかった。

その皺寄せを一手に担うのは勿論、われ等が伊藤英明。完全に主役という記号にされています。空気くんです。ここはもう身銭を切ってでも存在感抜群のオダジョーあたりにしておくべきだったんじゃないでしょうか。伊勢谷さんばっかり活躍してかわいそうでしたよ。栗田豊通氏が切り取る画は確かに素晴らしい構図ではあるんですが、どうにもそれが映画的に生かされていない印象は否めません。だって西部劇なのにゾクゾクするシーンが一つもないんですもの。あ、ラストの一騎打ちは嫌いじゃありませんけど。『ディア・ウェンディ』の方がよほど西部劇の魂を継承していたような。三池監督をもってしてもこれかぁと、肩を落として劇場を後にしたのでした。

唯一笑えたのは塩見三省さんですかね。言われてみれば確かにインディアン顔。キャスティングした人は天才です。
| 映画 サ行 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by helmetbros -
スポンサーサイト 23:56
| - | - | - | posted by スポンサードリンク -
Comment








Trackback
この記事のトラックバックURL: http://untruthdiary.jugem.jp/trackback/114
<< NEW | TOP | OLD>>